1949-05-12 第5回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
從つて均衡予算を破壞せざるように、いかにして予算の範囲内でこれをなるべく多くと言われるが、その精神も同感でありまして、そういう考えでこれを盛り得るかということについて、ただいま調査中であります。これはなるべく早く、退職手当の基準に基いて支給すれば、これだけの金額がいるということをお示ししたいと思つておりますが、それまでしばらく猶予願いたいと思つております。
從つて均衡予算を破壞せざるように、いかにして予算の範囲内でこれをなるべく多くと言われるが、その精神も同感でありまして、そういう考えでこれを盛り得るかということについて、ただいま調査中であります。これはなるべく早く、退職手当の基準に基いて支給すれば、これだけの金額がいるということをお示ししたいと思つておりますが、それまでしばらく猶予願いたいと思つております。
○國務大臣(池田勇人君) 個人の所得税が非常に殖えて、法人の所得に対する法人税が殖え方が少い、從つて均衡予算でないとおつしやるのでありますが、これは考え方が間違つておると思う。法人の利益が最近上らなくなつたのは、人件費が非常に多くなつたことが相当の原因であると思うのであります。